にわか法律家の顛末

これは、忠告も兼ねているわけですが、実際、私の大学時代の友人が私の目の前で実際に体験した事です。この友人、当時は趣味で法律を勉強していました。ある時、深夜の都心で検問に引っかかりました。

「こんなもんは任意なんだよ」と、得意げに、しかも、何気なく検問を素通りしました。当然、警官は不審がります。

こんなもの今となっては、職務質問を受ける口実(警察官職務法2条1項)になるんじゃないか、と思うわけですが、この時の友人はそこまで気がつきませんでした・・・


案の定、追いかけられます。私は、止まったほうがいいよと、助手席から友人に促しました・・・



でも友人は「任意、任意」と言いながら、進んでいました。


運悪く、信号が赤になり車は止まりました。警官は、私たちの車に追いついて、無線なんか使って外はえらい騒ぎになっていました。


さすがに友人にもビビりの空気が漂い始めました。


車の前は数人の警官が道塞ぎをし、ひとりの警官が窓ガラスを叩いて「開けろ!」と叫んでいます。


そして、窓ガラスの上が5センチほど開いていて、そこに指を引っ掛けて無理やり開けようとしました。


私は、無茶するなあと思いながら、完全にビビっていました。
で、友人はというと・・・


ビビり顔でパワーウインドウのスイッチを押して、閉めようとしました。当然、警官は指を挟みました。


「いてててて!」


見事な公務執行妨害罪(刑法95条1項)の成立です。


指はたいしたことなかったらしいですが、友人はパトカーの中に連れて行かれました。


1時間ぐらい待たされたでしょうか・・・
友人は説教を喰らい、半泣きしていました。でも、それで許してもらいました。


なまじっか法律を知ってるとか、知らなくともヘタに国家権力に逆らわないほうが良い、という見本です。逆らうなら、場面・方法を考えろ、ということです。


ちなみに、この友人、今は普通のサラリーマンであり、この事件以来、法律の勉強はしていません。

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2010年3月6日 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:刑事系

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  1. [...] ただし、警察は甘く見ない方がいいです。ほんとに。私の友人の例もありますし、そのへんの引き際のバランスは考えて。そういう時こそ空気を読んでください。 [...]

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